2012.07.20 Friday

3年生の授業

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    先週入会したいという生徒が体験で授業を受けて、今週から入会となりました。

    確かに途中入会はホントに難しい、それは講師にとっても、入ってくる生徒にとっても、今までいる生徒にとっても今までのバランスが崩れるからだ。

    特に3年生は今までの指導の中で積み上げて来たモノを、1から新入生に教えないといけないから、授業に馴染むまで時間が掛かる。講師の負担が増えるから、入塾を断る所も結構有る。

    体験授業でクラスの雰囲気に馴染めず入会しない場合も有るし、あまりに勉強に対する姿勢や学力に差がありすぎるとこちらでお断りすることも有るが、ウチではほとんどの生徒が入塾している。

    説明が分かり易かったのか、途中入会のプレッシャーを感じないクラスの雰囲気だったのか、だれか友人が居たのか、理由はいろいろあると思うが、選んでもらえたのはとても嬉しいことだ。

    例えば3年間通う子はウチの良さが解りにくいかもしれないが、途中入会の子はよそから移って来るか、今まで独学でやって来ているので、ウチの指導が良いと思わないと入会しないからだ。

    もちろん電話で問い合わせてくる前に、どんな塾なのか保護者同士での情報交換も有るだろうし、生徒の友人などを通しての評判も有るだろうから、問い合わせていただいた時点で期待してもらっているという事だ、そして体験授業で期待に応えられなければ入塾には繋がらない。

    もちろん体験授業は初めての生徒に対しては楽しく授業が受けられるよう気は使うが、必要以上は気を遣わない、出来るだけ普段通りに行うように心掛けている。
    生徒が多ければ月謝は増えるが、無理して生徒を入れると入塾後に問題が起こるから、普段通りの授業を体験してもらって、もし授業が合わなければ通わないほうがお互いにとって良いと思っている。

    今回はとても授業を気に入ってもらえたようだ、やる気はあるが一年からの復習をみっちりしないといけないので、夏期講習を受けてもらう前に準備の補習を無料で行うことにしました。
    この夏まずは学校レベルの理解をして、そして入試に向けた問題の演習をしていかなくてはいけないのでやる事は多いです。

    今日は入試の過去問の中から点が取り易い前半の計算問題の部分を行って達成度を確認しました。
    この部分8割以上は取らなくてはいけない部分ですが、まだ4〜6割くらいの得点率でした。学校のテストで高得点を取っている生徒もそのくらいなので、まだまだ演習の繰り返しと解説が必要だと感じました。

    萩は基本、高校進学に関して競争の無い為、学校の成績・順位でほぼ高校が決まるのですが、逆に入試レベルの問題や高校に入ってからの事を考えた問題を中学のうちにやっておかないと、特に萩高校に入った後に苦労している生徒を何人も見ているので、中学3年生で高校内容にも少し触れながら進めています。
    それでも結局、高校に入学してみないと中学との勉強の内容の差を実感出来ないのですが・・・
    入学後、一部の高校生は先に基本知識を入れていたので良かったといってくれます。

    さて、今年の3年生クラスは平均して力のある生徒が多いので、この夏どこまで力を伸ばすか楽しみです。

    2012.07.12 Thursday

    感謝される事〜仕事のやりがい

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      火曜日に2つ良いことがありました。1つは新入会の問い合わせ、お電話でお話したところ早速、木曜日の授業に参加させたいとの事、生徒さん本人の気持ちもあるから、2回くらい授業を体験されて問題なければ入塾ということにしましょうとお話しました。

      木曜日の授業に突然入るため、教室に来てもらい宿題部分をコピーし簡単な指導と本人の理解度を確認しました。確かに勉強量が不足しているものの頑張れば大丈夫なようです。本人もやる気はあるようなので、このまま入塾となると思います。

      今回の期末テストの結果でお母さんが心配して塾を探して、樂力塾に問い合わせてくれたという事はとてもありがたい事でした。



      もう1つは、なかなか学校に通えない塾生の補習授業を定期的に始めようと提案し1回目の授業を行い、お母さん、塾生本人に非常に喜ばれ感謝された事です。

      この子は、学習意欲は高いのですが、今年に入ってから体調や精神面で少しバランスを崩しているようで、学校も塾の授業にもなかなか参加出来ない日が続いていました。

      学校でも別室で個別に授業を受けるようですが、時間の空いた先生がランダムに来るらしく、ほぼ自習のようになっており、本人はもっとしっかりと授業を受けて勉強したいようでした。

      わたしも夕方からが通常授業なので早い時間に、授業を行い1対1で行うのはどうですかと提案しました。現在部活もしていないようなので、5時くらいまでなら授業行えますとメールでお伝えしました。

      そして火曜日授業行いました、確かに学校進度から遅れてはいますが、本人にやる気があるので、スポンジが水を吸うようにどんどん内容を吸収していきます、そして学んだ事から予測して、「ではこういう場合はこうするのですか?」「つぎはこうしたらいいですか?」等、やはり力があるので今学んだ事から次の流れを考えているのです、この子が学校の授業を受けられない状態にあるのがとてももったいないのです。

      週5日、20時間以上ある学校の授業をウチだけではカバーしきれませんが、まずは英語と数学をしっかりして、理科社会は簡単な解説をしていこうと思います、本人の力があるのでポイントさえしっかり身につけさせたら、後は自分で進めていける子なので、安心はしています。

      授業後お母さんからは、最近学校の授業を受けていないので心配していたので、今回の塾での授業の提案のメールを読んで、わたしも子供も是非授業を受けさせたいと思ったし、この提案にとても感謝していると言われました。



      この2つの事例とも保護者の方が子供の事を真剣に心配して考えておられるという事、それに対して樂力塾は1番良い対応、答えを出せるように日々頑張って感謝されるような存在になっていかなくてはいけないと改めて感じた出来事でした。

      2012.07.08 Sunday

      1年生 期末テストの結果 2

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        前回東中のテストについて、前回20〜30点以内の点数低下なら大丈夫とお話し致しましたが、どうやら国語のテストの点が全体的にひどいらしく、もう少し合計点としては落ちるようです(英語・数学・理科・社会は指導しており定期テストを確認しているのですが、国語は確認はしていなかった為)、国語は明日月曜日に再テストをするようです。

        出来る生徒も国語の点数を言いたがらない所を見ると、国語は出来る子でも70点代、普通の子で50点あたり、苦手な子は30点ぐらいではないかと予想します。そうなると合計点でも20点〜30点更に下がると考えると合計点で中間テストから40点から50点範囲の点数低下なら前回のテストと同じ順位くらいではないかと思います。

        内訳は得意教科は同じくらいか5点程度の低下、苦手教科は10点〜20点の低下といった所でしょう、それ以上下がっていると少し心配ですね。

        今日は普段土曜日の1年生数学クラスの振替授業でした。(商店街の土曜夜市の為)
        テストも終って復習もしつつ、文字式から等式、2学期に行う方程式の簡単な解き方と、この問題の考え方を学校教科書とは違った説明をしました。

        (教科書と同じ方法だと発展問題や少し違う角度から問われると、対応出来ないため、あえて違う方法の解法や解釈をすることがあります、また問題指定の解き方〜途中の式の書き方も指導しています。
        生徒は解けさえすれば良いと自己流にしたり教科書内容を省略したもので式を書いていく場合が多いのですが、答えより式の作り方が大事だと考えていますのでしっかりと段取りを踏んで書けるように練習しています。

        なぜならば式の書き方の中にその生徒の頭の中での計算順序や問題の捉え方が現れますので、しっかり書けないという事は理解が中途半端であるという事です。

        簡単な問題はしっかり式を書こうが書くまいが正解は出せるでしょうが、難しい問題ほどしっかりと式を手順を踏んで書かないとミスが出ます、簡単な問題の時にしっかり式を書く練習をしておかないと、いきなり難しい問題で正確な式が書ける訳はないのです。

        今は分配法則や分数の形の文字式やカッコの前につくマイナスの外し方などこれからの方程式を解く為に理解しておかなくてはいけないが、苦手な子にとってはなかなかしっかりと身に付かない部分を行っています)

        今日はあまりワーク自体は進ませず、板書での例題と解説、そして類題を出し各自ノートで解かせて、ミスが出易い部分を意識させながら時間をかけて何問も解き、生徒が解答したノートを確認、ミスしている所を解説します。
        とくにノートを確認した時にミスしている子に質問しながらこの次はどう式を書いていくのかを説明します、そうして誘導してあげる事でミスしている子が次に同じような問題でミスをする可能性をなくしていきます、それを何問か繰り返さないといけないのですが時間をかけないと考え方・解き方を定着させる事が出来ません、もちろん宿題を出し家でも思い出しながら練習してもらう必要があります。

        今日は期末テストも終了し、普段授業のない日曜日に集まってもらった為、少し違った雰囲気を楽しんでもらおうと息抜きで、休憩時近くのスーパーにみなで行き、教室の費用でアイスを買って食べました。
        アイスを食べる事より、みなで授業中に教室を出て買い物をするという体験が中学生にとっては楽しかったようです。
        往復の間などで普段は話さない他学校の生徒どうしで話したり、クラスの一体感を作り上げる為にも授業以外の部分で楽しませてあげる事も大事だと思っています。

        授業中はミスを起こし易い子を中心に質問しているのでクラス全体の雰囲気が良くないと苦手な子は聞かれる事が苦になってしまいます、出来る子に聞いたほうが答えがキチンと出るし、授業進行としてはし易いのですが、それをすると解らない子、理解の遅い子が置き去りにされてしまいます。これが学校の授業や人数の多い塾で起きている事です。

        ウチは進学塾と補習塾の競争と協力の両方の要素を持った総合塾でありたいと思っています。
        塾の分類としては、進学塾 補習塾 救済塾  総合塾と有り
        進学塾は、入塾テストでふるいにかけて、5段階評価で5または4の生徒を集め、応用問題、難題まで含め先取り・予習型の授業を行う塾。

        補習塾は5段階評価で4から2の生徒に対して、学校の教科書や教科書準拠問題集を使って、学校の授業の予習と補習をしている塾。

        救済塾は5段階評価で2または1の生徒が主対象で、なんとか平均点を取れることを目標に弱点克服に力を入れている。

        総合塾は、進学塾の要素と補習塾の要素を兼ね備えた塾で、通っている生徒の学力に合わせた指導をしている。

        樂力塾は萩という土地柄から進学塾というカラーはあまり出せないでしょうが(中学での成績と順位でほぼ萩高校に入れるラインがハッキリと解る為に競争があまり存在せず、そのあたりが生徒・保護者の方の意識に反映しているので)補習塾であるがレベルの高い子に対しては学年を問わず入試問題や高校に入ってから必要になる知識を入れていく、進学塾の要素も持っています。

        教科書内容一辺倒では無く、応用問題や模試に対応出来てこそ本当の学力ですからその中で力のある生徒に学校では習わない事や違った解き方、発展問題、応用問題、高校に入ってから必要な部分を中学で入れておくと、その場では重要さはわかりませんが定期テスト時、高校入試時、高校入学後に生徒から先生にこれを教えてもらっていてとても役に立ったと言われる事が本当にうれしいです。

        そして教科書+アルファを学び理解する喜びをもっと多くの生徒に感じて欲しいと思っています。
        2012.07.06 Friday

        1年生 期末テストの結果1

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          萩市の中学では東中、西中で6/28(木)29(金)、越ケ浜中は7/2(月)3(火)に期末テストが実施され、結果が出て来ている所です。

          期末テストは中間テストから4週間〜5週間しか無く、テスト対策が間に合わず大きく点を落とす生徒が必ず出るので気をつけて指導しています。(こちらは毎年の事なのでわかっていますが特に1年生は初めての経験なので前もって伝えてはいますが、テストが終ってから気付く事になる生徒もいます・・・)

          東中はテスト順位は本人が先生に聞かないと教えてくれないのですが、約160人いる東中の1年生は中間テストで450点で30位 400点で80位 375点で110位 350点で120位 くらいのようです。(あくまでも目安です)

          今の時代は他人と比べないで自分の個性を磨こうという風潮ですが、やはり成績に関しては自分の位置というものを相対的に判断する事も必要だと思っています。

          ここでいくつかの特徴を見る事が出来ます。
          375点から450点まで75点の間に80人がいるという事は10点上がれば順位が10番程度上がるという事です、例えば簡単なミスを各教科2点ずつなくせば、5教科×2点で10番上げる事は可能です。

          今回は5教科合計平均が400点ほどで各教科平均にすると80点だったという事で、かなり高い平均点です。
          英語の平均点は90点に近かったようです。

          今回は小学校の延長線上のテストであまり差がつかないテストになっているという事です。
          これが2学期の期末になると5教科で平均点が300〜330点くらいまで落ちていきます。今年は教科書改訂も有り内容が濃くなっているので、もっと下がる可能性もあります。

          375点以下になると350点からの25点で約10人とかなり間延びしていきます、350点より下にまだ40人近くいますが今300点以下の場所にいると、今後成績を上げるのは難しいことになります。
          もう既に授業についていけなくなりつつあるグループです。

          成績の悪い生徒の成績を上げてこそ、塾の仕事と思われるかもしれませんが中学最初のテストで平均点が80点あるテストで65点以下のテストを何教科か取ってしまうという事は、小学校部分でかなりの抜けがある場合や間違って身につけてしまっていて修正が難しい場合、または本人の勉強の意識・意欲が低い場合が多く、かなり本気に時間をかけて小学部分からの復習から始めないといけないグループです。

          そして今回の期末テストですが前回400点以上の生徒は合計点で20〜30点落ちています、これはOKな範囲です、30点以上落ちて来ていると危険信号です、本人はあまり気にしてなかったり大丈夫と思っていますが、2学期以降が心配です。

          これは学校の授業においても塾においても同じだと思います。完全に解らなくなってから学校の勉強をしようと思っても自力では何からしていいか解らないでしょうし、通塾し始めても苦手部分の指導は出来ますがクラスの他の生徒達の進度もある為、居残りや別の日程を組んでの指導をしなければあまり効果は見込めません。

          もし塾の授業にもついていけなくなれば、結果として月謝を無駄にすることになります。その為に解らなくなる前に手を打たないといけないという事です。

          樂力塾でも年度始めから通塾している生徒は塾での内容の知識がありますが(学校とは違う内容や指導・解法もある為)途中入塾だと追い付くには時間が掛かります。

          何年も塾をやっていると
          1年生は期末テストの結果で今後どうなっていくかが予想出来てしまうので、授業時に本人に注意を促したり、保護者の方に現状の説明とこれからの方針や気をつけるポイントをお伝えしています。

          それくらい今回のテストは1年生にとって大事なものでしたが、まだ1年生は内容が少ないのできちんと計画すれば夏休みで充分に挽回出来ます。

          樂力塾の通塾生のみなさん、また通塾生以外のこのブログを見ている中学1年生のみなさん、まだまだこれからです!夏休みで苦手を克服しましょう。授業がわかるようになって、問題が出来るようになると勉強が楽しくなりますよ、頑張っていきましょう!応援しています。

          よしお
          2012.07.06 Friday

          はじめまして、樂力塾です!

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            以前から書こう書こうと思いながら、きっかけが見つからなかったのですが、期末テストも終り一段落つきましたので、少しずつ樂力塾での事、自分の思いを綴っていこうと思います。

            まずは樂力塾について、山口県萩市にある2008年2月開校の今年5年目を迎える小学〜高校生までの英語・数学を指導する学習塾です。
            授業はわたし1人で行っています。

            教室外観
            (教室外観です)

            開業以前は地元の英語塾での小学〜高校生までの英語指導と中学数学クラスの指導、教室の管理を行っていました。(生徒も多く先生も複数いた塾だった為)

            その当時の塾において、わたしが講師の中で年長になり教室責任者として管理業務、事務仕事が増え授業の担当がどうしても少なくなりました。教室の運営もとても楽しかったのですが、それは塾講師として授業を生き甲斐としているものとして少し寂しさも感じていました。

            今はここ樂力塾で自分で全て授業を担当し、指導方針も決めていけるので非常にありがたく幸せな毎日です。

            日本海に面する萩市という地理的状況からか、生徒たちや保護者の勉強への意識は瀬戸内海側の地域とは大きく開いているように思います。

            その中でいかに萩の生徒たちに学力をつけ、将来への目標や自分の能力をどうやったら生かす事が出来るのか、生徒たちが大きな世界へ目を向けてもらえるように田舎ではなかなか身近に知る事の無い事を感じてもらう事が樂力塾の使命だと思っています。

            あまり、真面目に真剣に取り組みすぎると生徒たちから恐がられますので、そんな気持ちを胸に秘め表面上は楽しく(実際に授業は面白く真剣に楽しんでいますが)授業をしています。

            人間の縁とは不思議なもので今このブログを読んで下さっている方と、これからどこかで出逢うかもしれません、いやもしかしたら以前この樂力塾に通っていた方、また将来出会う生徒さん、保護者の方かもしれません。
            (実は樂力塾を始めた経緯も不思議な縁の積み重ねでした〜その内ブログに書きたいと思います)


            このブログを読んでいただいたのも何かの縁かも知れません、これからもよろしくお願いします。
             
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