2012.12.19 Wednesday

中学3年生〜入試対策、そして冬期講習2

0
    中学3年生〜入試対策、そして冬期講習1からの続きです。

    確かに今日は基礎的ではあるけども、曖昧にしている部分をしっかり確認して、関係代名詞までの構造を確認した訳ですが、入試対策としては少し物足りなかったように思います。

    それでは目の前にあるのは高校入試をどうするのか!?
    私立はあと40日を切っています、公立入試もあと80日、高校入学後の事も大事ですが、まず入試に受からなくては始まりません。

    樂力塾では今年の冬期講習で、入試問題に至る基礎の部分、入試で絶対に落とせない15点までの部分、商工志望者の25点部分、萩高校志望者の35点部分と難易度別に点が取れるように日程を分けて行っていきます。(目標点が低いように思えますが、+5〜10点が習熟度テストの点数と思って下さい)


    普段はあまり点を取る為だけのテクニックというのは、実力を養う為には逆効果になることも有るので教えていませんし、テストに出る部分だけの勉強というのは弊害すらあると思っているのですが、山口県入試は教科書改訂の影響も有って変化していくとはいえ、傾向や出る分野・問題はある程度決まっているので、入試対策に関しては点の取り易い範囲、出題され易い分野に絞って指導して効果を出したいと思います。

    残念ながら、萩の中学生は習熟度テストぐらいが入試の難易度と思っている子が多いようですから、同じ実力の生徒でも入試対策をした子としていない子では大きな差が生まれてきます。

    山口県は個人の入試の得点を開示していないので、その差は解りにくいかもしれませんが・・・

    特に萩高校志望者は入学後の事を考えて、学校のテストの点が良かったとしても油断せず対策を行っていきます。

    まぁ入試の過去問題や入試レベルの問題をしっかり行うと油断なんか出来ないと生徒は感じるでしょうが・・・
    2012.12.19 Wednesday

    中学3年生〜入試対策、そして冬期講習1

    0
      今年の樂力塾の中学3年生は力のある子が多く、入試対策も問題ないだろうと少し余裕を持っていた部分が有ったので、意外と最近進んでいないので少し気になっています。


      定期テストの対策でもそうなのですが、事前にしっかり出来ていて余裕がある場合のほうが、思った程の結果がでない事もあります。

      ギリギリ間に合わないかもしれないという瀬戸際で頑張って、もう少し時間があれば・・・と思った時のほうが結果が良いことも有ります。

      やはりそこは油断せず最後まで頑張るという事が大事であり、生徒ではなく講師の私が余裕を持った時点でその雰囲気が生徒に伝わってしまっているのかもしれないので、そこは注意して入試まで頑張っていきたいと思います。


      今日は英語の授業だったのですが、まだまだ終っていない教科書内容のワークの確認と、1〜2年部分の所有格の復習と主語・動詞の見極めを練習して、短い英文読解を行って終了しました。


      何故今頃に所有格?と思われたでしょうが、主語動詞のコンビネーションを見ていくうちにここが曖昧な生徒が多いようで確認しています。

      英語の授業ですが、外国で育った場合は別として、必ず頭の中では日本語で考えているので、その日本語のニュアンスの違い、それを英文に訳していく練習を行っています。その為にはまず日本文の主語と述語(英語でいう主語と動詞)の部分をハッキリと意識しないといけません。


      これは私のペンです/このペンは私のです意味は同じですが、少し違いますよね?

      この違いを見過ごしている生徒、ほとんど同じだから気にしないという生徒は主語と動詞のコンビネーションが解っていないということになります。


      2つの文はこうなります。(主語の部分には下線部を引いています)

      これは私のペンです〜This is my pen./ このペンは私のです〜This pen is mine.

      ポイントは、主語が これは/このペンは となっているので This/This pen

      日本語のポイントは、ペンが何にくっついているかを判断しなくてはいけないという事です。
      私のペン〜my penこのペン〜This penという事です。

      よって 

      これは 私のペンです〜This is my pen./ このペンは 私のです〜This pen  is mine.


      となるワケですが、読まれている方はこの2つをどうして間違えるのかと思うでしょう。
      ポイントを書いてしまうと判断出来るのですが、生徒はこの2つが混同していたりする事も多いのです。判断が曖昧なので判断の基準を説明してあとは練習問題を行いました。

      これが疑問文になると更に難しいようで、 これは誰のペンですか?/ このペンは 誰のですか?
      は結構ミスをしていました。    

      少し考えてみて下さい。






      Whose pen is this? と Whose is this pen? になるのですがどうでしたか?

      何故こんな部分を復習しているのか?
      まずは1つの文中での主語と動詞のコンビネーションが解らないと、2つ以上の文をつないでいく関係代名詞の訳が適当になったり、解らなくなるからです。 


      それでは関係代名詞を使って2つの文をつないでみましょう。

      I saw a man./ He lives in Tokyo.    この文は簡単ですね、同じ部分でつなぐので、a manとHeが同じ部分だと解ります。

      I saw a man who lives in Tokyo.  訳は 私は(東京に 住んでいる 男の人に) 会いました。

      個々の文は〜私は 男の人に 会いました/彼は 東京に 住んでいます 

      なのですがつなげた為少し語順が変わっています。 詳しくは授業で指導していますがここでは書き辛い事とコツは月謝を払って通塾している生徒の為に書かずにおきます。

      それではもう1パターン(こっちの理解が毎年時間が掛かります)

      The man is my father./He is waiting for the bus.   

      これの難しいところは後ろの文のHeは前の文の The manとmy father と同じなのでどちらとつなぐかで迷うようです。

      そしてThe man is my father who is waiting for the bus. としてしまう生徒もいます。

      何が悪いのか?ルール通りちゃんと接続出来ているではないか?と思いますか?

      この文の訳は『その 男の人は バスを 待っている 私の父です。』
      そうなると、バスを待っていない私の父が他に居るようにも、解釈出来るのでおかしいのです。

      正しくはThe man  who is waiting for the bus   is my father. 

      と後ろの文を前の文の主語の後ろに接続するのです。

      この文の訳は『バスを 待っている 男の人は 私の父です。』これならば、バスを待っている人の説明でなんら問題ありません。

      この後ろの英語の文を前の英文の主語の後ろにつなぐ、つなぎ方、日本語への訳し方どちらともしっかり練習しないと理解出来ないようです。


      そういう事で、この時期には入試対策に注力して学校教科書内容は、ほぼ宿題で行わせ授業ではあまり確認しない事が多かったのですが、今年は確認しております。

      現在の3年生の教科書内容は関係代名詞で直接入試に関わってくる部分ではないのですが、高校入学後の英語の文章読解の事を考えると、しっかりやっておかないといけない事を高校生の授業から再確認しましたので、入試後の事も考えて行っています。

      長文になりましたので、まずは今日の授業内容についてでした。
      2012.12.18 Tuesday

      知恵の輪 その2

      0
        お久しぶりです。

        今日は以前書いた知恵の輪の解き方の続きを書いていきます。

        前回は非常に基本形のすき間がストレートのものでした、すき間を合わす事が出来れば真っ直ぐに引き抜く事で外す事が出来ました。

        もちろん知恵の輪を外す解説ではなく、その事から数学や勉強に関する生徒の姿勢を見ていく事と、解き始める前に解ける形を必ず想定して問題を解いていこうという内容でした。

        それでは難易度を上げて今回は円形の形のものを解いていきます(回転系と私は呼んでいます)

        この知恵の輪のすき間は円形の輪の部分にあります。
        (左右対称の形、左は少し角度を変えてすき間が見えるようにしています、今回はこのすき間から外れていきます)


        (2つの輪が重なっている最初の状態)

        先ほどのすき間を合わせていく為には、知恵の輪が円形のため回転させていきます
        (左右の端を下側に向けて回していきます)

         
        (ほぼ同じ形で重なるまで回転させます)

        ここで2つの輪のすき間が重なりましたが、同じ角度のまま重なっているとすき間以外の部分がぶつかってしまい抜けません、そこで2つの輪を少しひねって2つの輪の角度が90度になるまで傾けます


        そして垂直になった右側の輪を前に向かってまわし込みます

        もうこの状態で外れているのですが、絡まっているので一方の輪の中から他方の輪のないほうの先端を抜きます。


        (そうすれば、このように外れてしまいます。)


        今回は下側に回す事で外せましたが、外せないようになっているものもあります。
        そのときは、逆回転を試してみればうまく行くと思います。

        これも、数学やその他の問題を解く時に必要になる思考法だと思います。
        『押してもダメなら、引いてみろ!』そういう事だと思います。

        もしそれでダメだったら?  冷たいようですが『いったん諦めましょう!』 
        ある程度頑張って無理だったのなら、今はまだそこまでの力がないという事です。

        少し時間をおく事で、新しい発想が浮かんだり、問題の解決作が浮かんだり、その間に問題解決に必要な力がついていることも有ります。
        というか、弱点が見つかった訳ですからそこの部分の復習して力を付けておきましょう。

        そうすれば次回には解けなかった問題が解けるようになっている事でしょう。
        これは偶然ではなく、必然です!

        テストで出来なかった問題の解説を理解してやり直す事、またその理解に必要な前段階の知識の確認・復習これが大事ですが、出来なかった問題のやり直しは生徒自身ではなかなか出来ないものです。(自分の力でやり直せるようなら、もともと問題を間違えないと思います)

        自分の力で解く事も大事だとは思いますが、解ける人にコツを教わらないで独学で解法を身につけようとするのは、時間の浪費ですし、とりあえずその問題は解けるが、類似の問題は解けないような間違えた解法を身につけてしまうかもしれません。

        もちろん歴史に名を残すような数学者は誰も考えなかった事、解けなかった事を自らのみの力で解き明かして来たのでしょうが・・・どこまでのレベルを本人が求めているかで違ってきますが、普通の生徒が独学で進めれば、いつかはつまずいてしまうと思います。

        これは自分で考えるという事は大事だが、やり直しは、先生等の出来る人のやり方を参考にして学ばなければいけない事を表しています。

        知恵の輪は力ずくや適当にやっていくうちに解けるものではありません。必ず決まった形に持って行かないと解けません、これは絶対です。しかしその形に持って行くまでを自分で考える自由はあるのです。

        問題には解ける形が必ず決まっています(何通りかの解き方があるものもありますが・・・)それは守って下さい、そこに自由はありません
        しかしそこにたどり着くまでの手順を自分で考えるのか、ヒントを少しもらうのか、まるまる教えてもらうのか、何も考えずにただただノートに解法を写すのかは自由であり生徒の意識次第です

        自分で考えて解いたほうが楽しいでしょうが、解けない場合は素直に指導に従って解き方を学んでしっかり身に付けて下さい、そうすれば次回は自分の力で解くという楽しさを得る事が出来るでしょう!

        そういう教訓を知恵の輪は与えてくれているのかもしれませんね。


        (樂力塾の存在意義とは〜しっかりとした考え方を生徒に身につけてもらって、自らの力で問題が解ける楽しさを味わってもらう事です。樂力塾の授業は勉強からあらゆる楽しさを引き出していけるようになりたいと思っています!)



        2012.12.08 Saturday

        高校入試対策 学校指定教科検査〜数学

        0
          やっと、期末テストが終わり入試に向けての本格的な指導の始動です!


          木曜日、期末テストの終った中学3年生の数学クラスで、萩高校の入試で実施される『学校指定教科検査』のサンプル問題の数学部分を行いました。


          萩の中学生は本当に入試の難易度を知らないので〜(定期テストで良い点が取れていたり、教科書を勉強していれば良いと思っている子が多いのではないのでしょうか?年に複数回山口県統一模試を受けるうちの塾の生徒もまだまだ意識は甘いので)〜この日は厳しく指導していきました。


          『学校指定教科検査』とは60分内で英語・数学・国語の3教科を解き、配点は各教科20点、解答時間を20分ずつ等配分する必要はなく、各自の判断で出来るところから解いていいようになっています。

          まず難易度は非常に高い(あくまでも萩の中学生にとっては・・・ですよ!)

          以前この検査を心配した保護者の方からお電話をいただきましたが、気にしないようにお伝えしました。

          何故かというと、まずこの検査は採点はされますが面接と同じ参考程度の判断材料であるという事。

          次にこの検査で20点中12点以上が取れるようなら、入試そのものは50点中35点以上は取れるハズで、それ自体で萩高校の合格ボーダーラインを越えるだろうという事。

          そして、この検査で点が取れなくても多くの生徒が3〜9点ぐらいの得点になるはずで差はつかないという事。


          なぜ萩高校を受ける子がそのくらいしか取れないのか?あまりハッキリ書きたくはありませんが学校の定期テストとの難易度の差があまりに有りすぎるからです。

          あくまでも個人的な意見として定期テストで80点代取っている子でも塾などで入試対策を取らなければ、入試では20~25点くらい、指定教科検査は0~6点くらいになります。

          定期テストで90点代取れる子で、入試が25点〜35点、指定教科検査は3〜9点

          定期テストで100点近く取る子で、入試が30〜42点 指定教科検査は9〜15点くらい。

          ある程度予想はついていましたが、授業で問題をさせて得点を確認した現段階ではこの数字には確信に近い自信があります。(実はこれでも少し甘めに予想しています、木曜に問題を解いた生徒以外多分信じてもらえませんので・・・)

          萩でこの検査を行っても得点的には全く意味をなさないでしょう、まずこのレベルの問題の指導を学校でしていないのではないかと思います(いや、しているのでしょうが生徒が理解出来るまでの詳細な解説・指導は難しいと思います〜何しろその1歩手前の入試問題で精一杯でしょう)

          しかし、意味があるとすれば中学時代は成績が良かった萩高校受験者に入学後はこのレベルになるよ!(実はこんなもんじゃないレベルアップをしますが・・・)気を抜かずに受験勉強をさせる動機になるという点です!


          それではウチの生徒のサンプル問題での点数ですが・・・凄い結果ですよ!

          数学20点満点で最高点10点、西中での数学の実力は5本の指に入る生徒〜模試で数学偏差値65越えを必ずする子でこの点です。

          そして6点〜8点の間に3名この子達も定期テストで90点代や時には100点を取ることも有る子達ですが、20点中6〜8点は100点満点にすると30〜40点ということになります。

          そして0点が4名!この中にも定期テストでは80点後半を取り学校順位上位30%に入る生徒も含まれています。


          どうでしょうか!思っているよりかなり厳しい結果が出ているので驚かれたのではないでしょうか!

          樂力塾では3年生は年に4回模試を行い、定期テストで点が取れる勉強と入試レベルで点が取れる勉強の違いは生徒達も感じているはずです。

          そして私もその事をいつも生徒たちに言い聞かせて定期テストで良い点が取れてもまだ上のレベルがある事を意識させて指導してきているのですが・・・・この結果です。

          多分、定期テストで良い点を取っていれば入試は大丈夫という意識の中学生ならば、先ほど書いたように萩高校を受験するくらいの力の子でも入試では20~25点くらい、指定教科検査は0~6点くらいになるでしょう。

          これが萩の中学生の置かれている状況です、少し暗い気持ちにもなりますが今まで萩は萩の中だけでの成績で自分たちを判断していたように思います。(高校に入れば大学入試は全国レベルで考えなくてはいけないのに・・・)

          しかしこれを機に全県的なもっと広い範囲での成績の判断に萩の中学生・保護者が移っていくと萩の勉強に関する意識が高まっていくのではと期待しています。

          (生徒へのメッセージです)
          2012.12.08 Saturday

          2012年12月07日のつぶやき

          0
            23:59
            前回85点上げていた、7月入塾の生徒、今回も前回より45点挙げていました。   1学期の期末から130点の上げ幅ということになります!           凄い事です!おめでとう!
            2012.12.06 Thursday

            テストはやり直しまでがテスト!〜入試に向けて

            0
              テスト対策などで生徒の解答を見ていると何度も同じタイプの問題で間違っている生徒がいます。

              「そこが君の弱点なんだよ!」そう問題が教えてくれているのに、何度も間違っているのはきちんとテストのやり直しをしていないからです。

              テストはやり終わって30%答え合わせをして60%出来なかった問題を出来るようにして100%です!

              もちろん、どう考えても解らない問題や入試などでは満点を狙う事は無いので、全部の問題を出来るようにする必要はありません。

              萩高校を目指すなら定期テスト9割、習熟度8割 入試6〜8割  萩商工なら 定期テスト8割、習熟度6割 入試5〜6割 位までの部分を出来るようにやり直しておけば問題はありません!
              (それだけの点が必要だと言っている訳ではありません、出来るようにしておいてもテストで間違うことはありますから。)


              テストは点を取る事が目的ではありません、解らない点を見つけ出すという事が目的です(点はあくまでも結果でしかありません!〜原因を変えないで結果だけ変えることは出来ません!)

              学校の定期テストの前には塾や自分でテスト対策のプリント等をすると思います、そのプリントで解らない点を見つけ出して学校のテストまでにやり直し出来るようにすれば、テストの点は良くなります。(非常に簡単な理屈ですが、やり直しを適当にしている子は点が上がりません

              そして高校入試の前には、習熟度テストや塾での模試があると思います、模試のやり直しが一番力が付きます!(それだけのレベルの問題が出ています)しかし解答を見ても何故そうなるのかが解りにくい問題が多いと思います。

              そういう時にこそ塾の先生にしっかりと聞いて解説してもらうのが良いでしょう!

              上手な先生に説明を受けると、それだけで解ったような気持ちになり出来るようになったと錯覚しがちですが、自分で何度も同じタイプの問題を解いておかないとすぐに忘れてしまいます!

              難しい問題を自分のモノにするにはある程度の練習量は必要です。
              しかし解き方を丸覚えするのはおすすめしません!

              理解して解けるようにしておかないと高校で困ることが目に見えているからです。

              教科ごとにコツは確かにありますし、社会や理科の用語・英語の単語など丸覚えしなくてはいけない部分もあるとは思います、しかし英語の文法や数学、理科のいろいろな法則、等はある程度仕組みを理解しておかないと問題が難しくなると通用しません。

              深く理解せずに答えだけを丸覚えする、それが定期テストでは点が取れるが習熟度テストや模試で点数や順位を落とす人の特徴です。

              まずは範囲を狭めて、一つの分野をしっかり身につけてから次の分野に移りましょう、広く浅くで通用する定期テストとは違い、広く浅く勉強すると入試は3割ぐらいしか点が取れないようになってますから・・・
              2012.12.06 Thursday

              途中入塾者を見て感じる事

              0
                最近、途中入塾者や体験入塾者などが有り、再確認したことを書いていこうと思います。

                途中入塾者にもいろいろあって、今までに塾に通ったことがない子の場合や直前まで他塾に通っていたが結果が出ずに新しい塾を探して樂力塾に来られる場合、以前塾に通っていたが、ブランクがあって樂力塾に来られる場合など樂力塾に来られる理由も様々です。

                多くの途中入塾生は勉強が苦手でテストの点数も取れていない事が多いので、通常途中入塾させるには慎重に判断し、入塾希望者の学力や態度とやる気、前からいる生徒の授業の流れに乗っていけるかを考えて入塾してもらっています。

                結果としてウチではほとんど入塾を断ることは無いのですが、何回か通われるウチにこちらから判断して辞めていただいた生徒さんも1名ですがおられました。
                他に数名かは授業態度などを何度か注意をして、改善の兆しが無いようなら辞めてもらわなくてはと思っているうちに自主的に退塾されることもありました。

                学力が着いていないという以前に、授業を受ける態度や答え方に問題がある場合は、授業に馴染めずに辞めていきます。授業態度に関しても指導はしていきますが、1人の新入生の為に前からいる他の生徒の時間をあまりに奪うようならばやはり、前からいる生徒を大切にしたいと思っています。

                しかし学力は弱いがやる気はあり、授業の態度も身には付いていないが指導すれば大丈夫な生徒は、樂力塾の指導で必ず結果を出せていると思います。早い子で2ヶ月遅くても4ヶ月で結果に表れます。

                もし最初の3ヶ月で何も進展が見られない場合は、その後もほとんど変化が無いと思って間違いないと思います。

                その場合には残念ながら他の塾を探されるか(それでも難しいと思いますが・・・)家庭教師など新しい環境で勉強に取り組んだ方が良い場合が多いと思います。


                樂力塾では途中入塾者には最低1ヶ月ぐらいは、別の日に個別の補習をしたり、授業後に残って解説を行います。(そうしないと授業に着いていけない為です〜せっかく入塾して頂いても授業内容について来られなければお月謝を頂く意味がない為です)

                そういう子を指導していて感じることは、基本知識を知らないことや考えずに何となく答えを出している事が多いと言うことです。

                元々勉強が苦手で入ってきているので当たり前と言えば当たり前なのですが、わからなければ基本知識は調べて覚えればよいし、解らないなりに筋道を立てて考えて間違えても良いので自分なりの答えを出して欲しいのですが、その辺りが出来ていないように感じます。

                解らないので答えない、これでは正解を説明しても自分で問題を考えていないので理解出来るはずありません。

                答えはわかるけど理由はわからないなど、教科書や問題の丸覚え、これはテスト範囲が狭く、易しいテストでは通用しますが、少し考えさせる問題が出てくるとつまずいてしまいます。

                他塾から移ってきた生徒さんに「前の塾でそういうこと説明されなかった?こういう考え方で解くんだよ!」などと聞いてみると、問題はやっているが本質的な説明や少し角度を変えた質問のされ方はされていないようです。

                まぁ前の塾で結果が出ていれば、樂力塾にやってくる訳は無いのですが、ウチでは問題をやらせて答え合わせをする繰り返しだけではなく、生徒がしっかりと問題を理解できるような考え方の説明自分で考えて答えにたどり着けるようになる為の指導をしているので、一見遠回りのようですが3〜4ヶ月もすれば必ず違いが現れてきます。

                多分、生徒自身は1回目の授業で、樂力塾が今までの先生・授業と違うことを感じていると思います。
                1回目で本人に勉強が出来るようになる期待感を与えることが出来なければ、その後の結果につながることはないと思います。


                さて樂力塾に途中入塾して、成績を上げた子に関して書いていきたいと思います。

                1年生の2学期中間テスト後に入塾して来た子は期末テストには間に合いませんでしたが(1ヶ月しかない為)学年末テストで東中の順位を56番上げました!

                これは私が順位を確認するようになって最大の上げ幅でした。

                この生徒は今まで通塾しておらず、勉強のやり方・勉強の量どちらも満足するレベルにはありませんでした。

                また同じ1年クラスでそれまでも英語は通っていたが、秋から数学にも通い始めた生徒も学年末テスト東中で51番順位を上げました
                このときは英語・数学以外にも社会のプリントや理科の解説をしたので5教科総合で点を上げていまいた。このことが今年度から社会・理科のワークを持たせる1つの要因となった出来事です。

                そして今年1学期末に入って来た生徒は2学期の中間テストで5教科合計で85点上げています。

                他にも数字や点数にあまり表われないが力の着いてきた子やジワジワと時間をかけて力を着けていく途中入塾者もいます。

                また今年も途中入塾者から成績大幅アップの生徒が出ることでしょう
                (が、出来れば最初から入塾していれば本人は苦労しなくて済みますし、こちらも教室運営として助かるのですが・・・)
                Calendar
                      1
                2345678
                9101112131415
                16171819202122
                23242526272829
                3031     
                << December 2012 >>
                Selected Entries
                Categories
                Archives
                Recent Comment
                Recommend
                Recommend
                Links
                Profile
                Search this site.
                Others
                Mobile
                qrcode
                Powered by
                30days Album
                無料ブログ作成サービス JUGEM