2014年06月17日のつぶやき
Madonnna/Holiday 洋楽和訳 後編
5 どう考えても、調べてもわからないものはそのままにしておく
(歌詞の為リズム重視で特に意味のない言葉が入っている場合やその当時の若者の言葉で調
今回はCDの歌詞カードがあるため大丈夫ですがそうでないものは確認の為インターネットで検索する訳ですが、意外とサイトによって聴き取っている単語が違うものも有ります。
(ライブバージョンで歌手本人が歌詞を変えて歌った場合や、意味も発音も間違い易い単語
それでは順を追って確認していきます。
1 単語の意味 holiday~休日・祝日 celebrate~祝う celebration~祝福 forget~忘れる release~解放する
pressure~プレッシャー
2 熟語の意味 単語の組み合わせそのままの意味のものと結構違う意味になっているものがあるので注意しましょう。
「just one day out of life〜人生の中のほんの1日」中学で学ぶのは out of the box~箱の中から外へ〜のように場所的なout の使い方ですが、分数的な考え方の 5 out of 7 〜7の中から5を取り出す=7分の5=five-seventhsとも言いますが・・・
ここでは 人生という中から1日を取り出して祝う、祝日として楽しむということになります。
その他の out of ~の表現です
out of order〜故障して out of touch〜連絡がつかない、届かない out of date〜時代遅れの run out of water〜水を使いきる、不足する
out of the blue〜突然 個々の意味の解説もしたいのですが長くなりますので、授業でこの様な表現が出た場合に解説します。
「spread the word〜言葉を広める、噂を広める」 最初 spread around the world〜世界中に広がる かと思っていましたが、確認するとword でした。似た様な意味ですが、前者は他動詞、後者は自動詞として訳すので やはりwordの方がしっくり来ます。
「gonna~going to の省略」 同じ様なものに wannna~want to が有ります。 動詞全般の否定語としてain'tが有ります。 歌詞や話し言葉でよく出てきますが、普段は使わない方が良いでしょう〜品がない表現です
「turn this world around~世界を回す、世界の方向を変える」 これは turn around の間に目的語をはさんでいます。 見送るsee offなんかでもそうですが、「彼を見送る」は see off him ではなく see him off です。 give up やめる、諦めるは give up smoking の形と give it up のヤツも有るので注意が必要です。
「bring back〜 〜を取り戻す」
「put your troubles down 〜トラブルをいったん置いて」 put downが 目的語を間にはさむタイプで「下に置く」のような意味なので put it down〜それを下に置く ですが「トラブルを下に置く」は少し変なのでこうしました。
「come together~一緒に来る、一体になる」 これは単語そのままの意味の熟語です、 come togetherはビートルズの数多く有る代表曲の中の1つでもあります。
3 文法・構文の知識
If we took a holiday . took some time to celebrate
Just one day out of life, it would be, it would be so nice
歌の最初の部分です If から始まっている、過去形である後ろの文にwould がある(couldでも良い)という事で仮定法という事が見抜けないといけません。
もし休日が取れたとしたら(現実は取れていない)もし祝福の為の時間がとれたら、ほんの人生の中の1日だけど、それはそれはとても素敵だったでしょうね
有り得ない事を仮定するので1つ時制を古くするのですが、過去完了の表現を持たない日本人にはわかりにくい文法の部分です。仮定法を訳すと少し日本語の時制が変になります。(どちらでも良い様な表現が日本語には有る為)
この文は仮定法過去なのでまだわかり易い方です。
Let love shine ~
愛を輝かせよう! 使役動詞の命令文ですね、使役動詞には強い順から make ,have,let が有り、後ろの不定詞が原形(toがつかない)になる特徴が有ります。一緒に学習する知覚動詞も原形不定詞です。
let love shine and we will find a way to come together and make things better ~この make も使役動詞です。 「Let love shine and we will find a way to come together 〜 愛を輝かせて、一緒になる為の方法を見つけるコト」「そして物事を良くさせよう」という意味です。
永くなりすぎましたので(読み直しながら3時間近く書いています)4と5は簡単にさせてもらいます。
4 日本との違い、時代背景や主人公など
西洋はキリスト教社会で休日=神の祝福、お祝いする=仕事を休む、と思いましょう。
ロンドンやニューヨークの様な大都会でも日曜日はお店は半分しか開いていないし、ロンドンは開いていてもお昼の12時〜6時までなど最大でも6時間しか営業しません。仕事が大好きな日本人とは大違いです。
主人公は世の中を楽しみたい若い女の子(当時のマドンナを想定して訳してみます)
5 どうしてもわからないって部分はこの曲には有りませんでした。
さぁ訳をつけていきましょう!ガチガチの訳ではなく英語の意味も残して日本語らしくしていきます。
Holiday
[Holiday, celebrate] [Holiday, celebrate]〜 祝日よ、さぁ祝おう!
If we took a holiday . took some time to celebrate〜 もし休みが取れたなら、祝福の時が取れたら
Just one day out of life, it would be, it would be so nice〜 ほんの1日でもそれはとても素敵な事でしょう
Everybody spread the word. 〜みんないろんな人に広めてよ
We're gonna have a celebration〜私達が祝福を持つことを
All across the world. 〜世界中で
In every nation〜全ての国々で
It's time for the good times. さぁ楽しむ時よ!
Forget about the bad times, oh yeah 嫌な事は忘れて、そうでしょ!
One day to come together to release the pressure. プレッシャーから解放される為
に一緒に集まるこの1日!
We need a holiday そう私達には休日が必要よ!
If we took a holiday . Took some time to celebrate [Come on, let's celebrate]
Just one day out of life [Holiday] It would be, it would be so nice
You can turn this world around あなたは世界を変える事が出来る
And bring back all of those happy days そしてあの頃の楽しい日々を取り戻すのよ!
Put your troubles down 日々の問題をいったん置いて
It's time to celebrate 祝福の時間よ!
Let love shine and we will find 愛を輝かせて そして 一緒になる方法を見つけましょう
a way to come together and make things better そして 状況を より良くさせましょう
We need a holiday だから私達には祝日が必要よ!
If we took a holiday [Holiday] Took some time to celebrate [Come on, let's celebrate]
サッカー日本代表対コートジボワール戦を見て〜高校生に想うこと
(本田点とったど〜!! ....しかし受けにまわりコートジボワールに逆転されてしまいました。)
初戦だから緊張したのか?慎重に行きすぎてリスクを犯して攻める事を躊躇したのか?
攻めていくつもりだったがコートジボワールの選手と対した時に相手の方が格上と感じ圧倒されて受けにまわってしまったのか?
中学時代は成績の良かった萩高生、普通に勉強していれば中学で80〜90点は簡単に取れた生徒達が高校に入ると頑張って50〜60点が精一杯になる事も多い(平均点がこの辺りですので50点取れない子も結構います)
だからこそ攻めていかないといけないのです。もちろんどうしても理解できない部分は切り捨てて、平均点は死守するとか平日は最低でも...時間は勉強するとか自分の中で負けないようにして行くしかないのです。
止まってしまうとどんどん押し切られてしまいます。
あのとき点を取れたので試合の流れが有利に変わった、ミスからの失点で急に勢いが無くなったなどスポーツの試合は客観的に見て判断できるのですが、自分の事になるとなかなか判断する事が難しいのはわかります。
しかしサッカーだって攻めるしか点を取る方法はないのです。確かに攻めれば守りが手薄になり相手に付け込まれる危険がありますが、守ってばかりでは勝てないのです。
そこで苦しさに押し切られてしまうのか頑張って押し返すのかの勝負です。
その点勉強はすればする程、得点が上がるのみで失点する(点が下がる)ような危険は無いのでどんどん攻めて点を取りにいってほしいものです。
(逆境という立場を楽しんでいる、『あえてね。』〜調子の上がらないなかで得点という結果を残した本田△ )
Madonnna/Holiday 洋楽和訳 前編
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