2014.11.26 Wednesday

中3生 模試結果〜数学

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     11/3の模試の結果が出ました。

    前回の記事で数学が難しかった記事を書きましたが、総受験者の教科別平均を見てもらうとわかるように数学は総受験者で見るとそれ程難しくなかったようです。

    (総受験者1144名の平均です〜数学は思った程低くありませんでした。今回の平均の23.4点は100点満点換算では46.8点になるので定期テストよりは当然難しい訳ですが・・
    教室平均は23.1で全体平均とほぼ同じです。当教室での受験者数はそう多くはないので教室平均は参考程度に考えています。2名くらい高得点者や点数が低い者がいると、平均がすぐに上下してしまうので教室全体で考えるより個人個人の点数で判断するようにしています。

    この結果は受けた生徒達の実感と少し差があるように思います。

    私もいろいろ成績票や各問題の正答率を確認して、ある程度の結論を出す事が出来ました。

    定期テストで60点〜90点くらいの得点の子が今回の模試では20〜28点と8点しか差がついていないという事から、問題の難易度にメリハリがあり、中ぐらいのレベルの問題があまり無く高得点も低い点も取りにくくなっていたのではないかと思います。

    そういった点において相対的に学校のテストの成績が良い子は点が低く、普段点が取れない子は逆にある程度の点を取る事が出来たのではないでしょうか。

    前回より総受験者も当教室でも平均点は上がっていますが、難しく感じたのは解けそうにない問題(正解率20%以下〜5人に1人以下)が13点あり残りの37点をいかにミスせずに取っていくか(ちなみに正解率21%〜50%は17点分ありました)がポイントでした。

    前回数学で1551人中4位を取った子が今回は受験していないので単純比較は出来ませんが教室内の数学最高位と最下位の点差は前回27点 今回は12点
    そして上から2番と下から2番の点差は前回15点 今回は7点 と差が狭まっています。

    これは今回のテストの性質とは別に当教室の生徒の力の差が狭まっていると捉える事も出来ます。

    出来る子は難しい問題が多く伸び悩んだ一方、今まで点が取れなかった子がある程度点が取れるようになって来ているという事だと思います。

    もうすぐ期末テストが終了いたしますので、今後は入試対策を徹底して行い出来る子がもう1つ壁を乗り越えて高得点を出せるように指導を行います。

    2014.11.12 Wednesday

    中3生 第2回模試

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       先週11/3に、第2回山口県一斉模試(4月の模試を含めると3回目)を行いました。

      指定受験日は11/9でしたが、萩はお祭りの日と英検の二次試験と重なっていたので前もって行いました。

      指定受験日も過ぎましたので状況を報告いたします。

      (当日の様子です)

      そろそろ英語は1番のリスニング、2番の日本文化と外国文化の違いに関するもの、3番の図や表と英文から情報を読み取るもの、この3問の配点30点のうち6〜7割は取れるようになっておかないといけません。今回の受験者はほとんどの子が何とかこのラインを越えていました。
      (本当はまだもうひと頑張り必要ですが・・・)
      これからは4番の長文を仕上げていき、萩高志望者は配点15点中10点を越えるように1月頃までにしていきたいと思います。

      その後は過去問を何度も繰り返し行い全体的に点数を上げて、2月末までに萩高志望者35点、萩商工志望者25点のラインを越えさせていくのは問題ないと思います。

      その頃には萩高志望者は高校の文法の準備をしておいた方が良いように思います。


      さて今回は数学が難しかったように思います。8月の模試や今までの過去問でいい点を取れていた子も結構点を落としていましたし、私も毎回自力で解くのですが(もちろん全て解けるのですが)「ん?」と思う様な問題も何問か有りました。

      純粋に難しいという訳でなく、こういう質問の仕方で来るかというタイプで問題の意図を捉えるのが難しいものが何問か有りました。

      とりあえず今回は平均点を落として危機感を持たせたいのだろうと感じました。

      難しい問題、初めて見た問題でも今までの知識を駆使して工夫すれば解法の糸口が見つかる様な問題であれば良いのですが、今回はやった事がないとできない、そして学校ではやらないタイプの問題が出ていたように思います。もちろんそこを塾で補完しなくてはいけないのですが過去の問題傾向から見ても今回の問題の傾向は少し外れているように思いました。

      以前ならそういう事も感じずに「今回は難しかったな」という感想しか持たなかったと思いますが、問題制作者の意図やどのくらいの平均点にしたいのかや、その為の難易度のバランス(このバランスを取るのは結構難しい)を考えながら解くようになっていたので、これは平均点を下げる為だけの問題で力が有る子が考えて点が取れるというタイプの問題ではなかったと思います。(それでも萩の中学校で数学1〜5番レベルの子なら取れたかもしれませんが・・・)


      テストの問題の意図を深く読み取れるようになっているのは今年の高校3年生のセンター対策を問題番号ごとに分野分けして、かなり問題のタイプを研究して指導している点に有るのではないかと思っています。




      高校生の指導で気が付くようになった点を中学の指導や入試対策に生かせるようになったのは今後の指導に関しても大きいと思っています。

      10年以上指導していてある程度同じ事の繰り返しと思いきや、私も毎年・毎年新しい発見が有り進歩しています。

      もう新鮮味が無くなってしまいましたが、2年前のある時期に中学生の指導のポイントについて深く気付くところがあり、その時期に入って来た東中の生徒2人の順番を、2人とも50番以上あげる事ができた事と、別の途中入塾の生徒が5教科合計で85点アップ(最終的にこの子は入塾後の中間、期末の2回のテストを経て入塾前より130点上げました〜小さな学校なので順位に表す事ができませんが東中ならやはり50番以上のアップだと思います。)

      この事に関する記事は2012年12月の「途中入塾者を見て感じる事」です。

      それまでも色々と指導のコツやノウハウは持っていたように思いますが、2年前にその事に気付いてから指導のレベルがまた1つ上がりました。どんなポイントか書いてしまえば他愛のない事で、その事に気付く前の自分がもし人からそのポイントを教わっても「そんな当り前の事は知ってますし、もう授業で実行しています」と答えるだろう普通の事です。
      ただ現在そのシンプルで当り前のポイントの理解の深さが違うので結果が違って来ている訳です。これがここ2年で一番大きかった変化です。

      そして今回また1つ入試問題に対する捉え方が深まりました。
      今年の中学3年生はどのくらい伸びていくのか楽しみです。

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